08.12.31

自分でタイヤ交換をしてみた。

 スタッドレスタイヤの季節である。
多くの人はクルマ屋さんに持ち込んで交換してもらうので、うっかりこの時期にカー用品店に行くとオイル交換でも一時間待たされることになる。聞いてみたらクルマのタイヤを4本交換してもらうと、工賃で2千円ほどかかるそうだ。
私は工具を揃えたので自分で交換できるけれど、やはりお金を出してプロにやってもらうのが安心できると思う。

 ホイールにはナットの締め付けトルクというものがある。
私の家族も車載工具のジャッキとクロスレンチで交換するけれど、いま考えれば自分の手加減でネジを締めるのはメカの基本を分かっていないし危険だと思う。ネジが緩めば走行中に外れてしまうことがあるし、きつく締め過ぎてボルトを折ってしまうこともあるからだ。まぁ工場でもエアツールでキューン、ガガガガッ!とやられると、緩めるときは良いとしてもバカ力で締め付けられてしまうことがあるが…。ホイールナットはトルクレンチで締めてもらいましょう。
ちなみに、ネットで調べていたら規定トルクの10%増しで締めていたらボルトを折った人がいたようだが、これも教訓として規定トルクを守りましょうね。

 これまで私は自宅のクルマを車載のパンタジャッキで一生懸命キコキコ回して、それこそ全身汗だくになって作業していたのだが、今年からはカヤバの「シザーズジャッキ」を使って楽々の作業である。油圧のジャッキはレバーを上下に動かすだけで簡単にジャッキアップできるので、後述のクロスレンチと合わせて約40分でタイヤ交換を終える事ができた。文字通り鼻歌まじりの作業である。
日本の工具メーカーKo-ken(コーケン)から発売している「フルターン・クロスレンチ」は、インパクトレンチほど早くはないがとってもスピーディにナットを緩めたりできるし、普段は2本に分解してジャッキのケースに収納することができる。
組み立て式で持ち手をスライドできるので、きついナットを緩めるときは柄を長く持って力を入れることもできるのだ。
ソケットの差込口は1/2インチなので、クルマを乗り換えてもソケットを買い足せば対応できる。
 これはかなりのオススメ工具である。

 私はこの時まだエアゲージとトルクレンチを持っていなかったので、オートバックスでオイル交換のついでにタイヤの空気圧調整と、トルクレンチでホイールナット増し締めをやってもらった。どちらもついでの作業なので無料でやってもらえたが、メカニックさんには寒い中ご苦労様です…というねぎらいの言葉をかけるのを忘れずにいたい。私はいつもメカニックさんにお礼を言うけれども、クルマ屋には横柄な客が多いせいかこれは若いメカの人を中心にとても喜んでもられる気がする…。別の作業工賃をオマケしてくれたこともあるし。
(あー、そこにまたスタッフに「そんなに時間かかるの?」ってわめいてるオヤジがいるし。混んでるの見ればわかるじゃん…。)

 後日、ホイールナットを締める為にトルクレンチを購入したのだが、これはちょっと高いぞ…。
最寄の工具専門店のアストロプロダクツで、ためしにスナップオンのホイールナットに使える大きいサイズの価格を聞いてみたら、セール期間中で3万5000円以上するのだという。在庫のハゼットもこれくらいしたが、スナップオンは定価だと4万円以上するのだとか…。あれって確か校正すると一万円でしょ? ひ〜高いよ…。
 値段と精度と耐久性のバランスが良さそうなSIGNET社のものを買うつもりで行ったけれど在庫がなく、そのかわりに薦められて私が購入したのは、東日(トーニチ)とAP(アストロプロダクツ)のコラボモデルである。
価格は1万8000円ほどだが、ハードケースが付属していて作りは完全に東日のトルクレンチである。
これなら2万円以内で収まるし、価格もシグネット社のものと大して変わらないゾ。
 ホイールナット用の大きいトルクレンチは、ほとんどそれくらいにしか使わないためか、KTCからもそれに特化した100Nm前後の固定式モデルがある。でもあれってクルマを乗り換えたら使えなくなる可能性があるし、値段も妙に高いしもったいない気もする。
少なくとも、私みたいに友達のホイールナットまで増し締めしてあげるような芸当は出来ないだろう。(笑)

 ホイールナット用に特化したこの東日&アストロのコラボモデルは、普通の同じサイズよりも細長くて軽量にできている。
だから力の弱い女の子にもトルクをかけれられるし、取り回しもラクだ。付属の説明書は丸きり東日のものだし、品質証明書も付属しているからやっぱり安心感が違うよ。
ホームセンターやカー用品店やAPオリジナルのトルクレンチは、4千円くらいの安さだからつい手を出してしまいそうになったけれど、やっぱり校正ができなかったりするし、目盛りの操作感もわかりやすいから東日製を買っておけばまず後悔しないと思う。

 買い物ついでに、アストロのおじさんに整備工場で使っているのはどんなトルクレンチなのか聞いてみた。
そしたら「いや〜、この辺の安いやつを持っていっちゃう人もいるよー。」とのことでした。人によりけりですね。
私は「シロートなのになぜそんな高い工具を買い揃えているの?」と聞かれたならば、これからもクルマと深く関わっていきたいからと答えるだろう。そのためのメンタリティにいま投資しているのだと。


アデウ。




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