08.12.31

これからスポーツサイクルを買うなら。

 ここ数年、スポーツサイクル(自転車)が流行っているおかげで、ずいぶん自転車関連の本が増えてきた。
といっても、軟派な私が見るのは専門雑誌ではなくライフスタイル的な『自転車日和』や『自転車人』が中心なのだが、この手のムックはカタログ本でもあるから、あくまで綺麗なイメージを見るために読んでいる。だから可愛いモデルの女の子がオシャレな自転車に乗っているほど私が購読する確立は高いというわけだ。(笑)
あとは毎年出ている『パーツカタログ2008』等があれば、暇なときに部品を眺めて楽しめる。

 これからスポーツサイクルが欲しい人は、実際にどれを選んだら良いのか悩んでいると思う。
カタログ本を眺めているうちにきっとワケがわからなくなっているだろう。
そんな人のために私の少ない経験から得たことを書いてみようと思う。

 コンポ(メカの事)はどのクラスを選んだら良いのだろうか。
結論からいえば、MTBならデオーレ・クラスで十分である。ロードレーサーならティアグラで十分。
本格的な競技に参加するなら、MTBならデオーレLX。ロードなら105があれば満足できるはず。
それ以上の高級グレードは、こだわりのあるマニア(プロ)や自己満足の世界である。
当たり前だがマシンのスペックにこだわるより、もっと身体を鍛えなければいけないゾ。
 リヤディレイラーにデオーレXTが使われていると、つい変速がスパスパ決まるように思うだろうが、デオーレでもティアグラでも問題なく動いてしまうので、あまり過度な期待はしない方が良い。(笑)
私のニシキなど、10年くらい前の旧型7速のぼろぼろアリビオだけれどこれでも結構走れちゃうもの。
比較してみれば部品の質感やフィーリングの良さはわかるけれど、オーバースペックなものを求めるのは精神的に少し幼稚な気がするので、もうちょっと他にこだわるべきところを考えてみよう。
 それはBBやクランクの品質である。ここが半端なものは大事なコアの部分からダメになるわけだ。
私の行く専門店は安価なティアグラ仕様車も多いけれど、この部分はしっかりしたものを置いてあるそうだ。
今のところラレーの自転車がそれに該当するようである。(やっぱりアラヤ製なんだね。)

 フレームは大きく分けてカーボン、アルミ、クロモリの3種類があるけれど、もし愛着を持って10年以上乗り続けようと思ったなら、やはりクロモリを錆びないように手入れするのが良いと思う。カーボンフレームは実際のところ、カーボン繊維を樹脂で固めている構造なので、紫外線や経年劣化による耐久性に心配がある。戦闘機やF1レースのように一定期間パフォーマンスを発揮できれば良い場合は、最低限の耐久性があれば軽量なほど良いですが、大人の趣味として長く愛着を持っていきたいならプラスチックより金属製の方が安心かなと。いずれにしても、ガレージや室内で保管するようにしたい。
アンカー(ブリジストン)の営業さんは元選手だったりするので、「カーボンなんて使い捨てですヨ…○年しか持ちません」なんて平気でいうけれど、一般消費者の我々としてはそれじゃ困る。(笑)
 アルミは結構腐食するので、メンテ次第だけれど耐久性はそれほどではない。私のアルミフレームのママチャリは10年乗ったけれど、最後は自宅のガレージから大学の駐輪場に持って行ったらアッという間にボロボロになってしまった…。
 何でも好きなものを選んでいただければ良いのだが、フレームのサイズだけはきちんと専門店で測ってもらおう。
通販で買ったけれど組み立てられないとか、サイズが合わないといっても、どうにもならないからね…。

 イタリア製の自転車とか、カンパニョーロとかお好きならどうぞって感じ。
体型にサイズが合わなかったり、部品の供給が悪かったりとか、それなりに外車の欠点もあるけれど、そういうことに所有欲をそそられる酔狂な人は買えばよろしいかと。私はブリジストンやパナソニックといった国産メーカーに目を向けてみると結構幸せな自転車乗りになれるんじゃないかと思う。どうしてもフレームの見た目が気に入らなかったら、自分の好きなようにシールを貼るとか、塗ってしまえばいいのである。ブリジストンのネオコット・フレームにターコイズブルーのペンキを塗って「ビアンキ」と書いてしまえば、そりゃもう最高のクロモリフレームの完成だ。(笑)
自転車なんてそんなもんである。
一歩間違えるとホームセンターのパチモン自転車みたいだが、私はそのうちジャガーのエンブレムやペイントを施してみたいと思っている。ニシキの名前だけそっくり頂いたりしてね。

 もしスポーツサイクルをカスタマイズするなら、身体が直に触れるシートやグリップを交換するとか、タイヤと前輪ホイールを良いものに換えると効果が感じられますよ。でも盗まれたら悲しいので、その辺をお忘れなく。
これ言っちゃうとアレだけど、50万円以上するフル・アルテグラ搭載の新型カーボンロードを試乗してみた私の感想は「イイなぁ、羽のように軽い。でも、こんなもんか…」とも思ったわけ。
もし誰かがくれるなら欲しいけれど、原付の方がはるかに便利だしね。


 で、友達との会話――
友「アンタよくあんな高いやつにヒョイと乗れるよね。」
ほ「だって、お気軽に試乗して下さいって書いてあるじゃん。(笑)」
カーラジオから公務員のボーナスが減って60万円になったという声がきこえる。
友「うわー、あいつらもらいすぎ…。」
ほ「60万円かぁ〜。それじゃ、あのチャリ買ったら7万円しか残らないじゃん…。」
友「買うのかよっ!!(笑)」


アデウ。




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