08.12.10

オカルトチューニング「嵐の大喧嘩スペシャル」 怪しい商品の効果はあるか、否か?

 メカニズムが好きな者にとって、どうしても気になってしまうのが「チューニング」である。
「それって、効果あるの…?」という話題で、ネットの掲示板はいつも荒れている。(笑)
雑誌を見ると必ず怪しい商品の広告が掲載されていて、レーシングドライバーや評論家や一般ユーザー(?)の「効果が体感できました!」というインプレが書いてある。
取り付け前と後のパワーとか燃費の比較がグラフで表示されていたりもする。

 で、実際に取り付けた人は「多少良くなった気がする」という意見と、「全然効果がわからない」という意見で賛否両論であり、これはいまも昔もずっと変わらないし、きっとこれからも変わらないだろう。
そこで、電子工学に詳しい人が実際にテスターで検証してみたり、分解して「こんなもの、原価いくらのコンデンサーですヨ」と暴露してみたり、販売キャンペーンで販売員を論破してみたりする。モノ好きといえばモノ好きだが、誠に頼もしい限りである。(笑)
 だけれど個人サイトに検証結果の記事をアップすると、管理人に結構反論のメールが届くのだそうだ。「私がテストした結果は、効果ありませんでした。」といえば、これまたイイ歳こいた大人が「いや、論理的にも(科学的にも)効果はある!」と応報する。しかもムキーッ!としている。冷静なつもりでも、ムキーッ!としている。うっかり信じ込んだ自分の過去や存在が、否定されたような気持ちになってしまうのだろう。
 いや別に何を信じても構わないのだけど、やっぱりこれはカルト宗教っぽいゾ…。

 まぁ、冷静な大人は「こういう意見もあるんだな。」と思えるのだろうけれど、困った人はムキになって相手を否定しにかかるんだな…。ネットは相手の顔が見えないから中傷も楽だし。
どうせなら、TV番組の
『嵐の大喧嘩スペシャル』宇宙人はいる派・いない派みたいな、楽しいくちプロレスバトルが見たいものである。

 たとえば、トルマリンの話題なら、否定派が「効果があるなら証拠を出しなさい!」と問い詰めます。そこで、トルマリン肯定派の人が「実物がありますよ!これは金星人にもらった石です!」と証拠を差し出せば、私はモニターの前で大爆笑である。きっとコーヒーを吹くと思う。
 アーシングの話題なら、「それはフラシーボ効果です。」と真顔でいうよりも、いっそのこと「プラズマ説で証明できます!」と発表した方が、
夢があって面白いと思います。
大槻教授が「今日は実験装置を持ってきました。」なんて言いながら、カー用品店に設置してあるスパークプラグのボタンを押すアレで
ビリビリビリ〜ッ!!って比較してみせる。ホラ、「こっちが純正プラグコードで、こっちがホ○ト・イナズマです。」って実際に見たらビックリしちゃう。(笑)
きっと視聴者は、ミツバのアルファ・ホーンのサンプルを押したら、店内に大音響が鳴り響いちゃったときと同じくらいビックリするハズである。
 もちろん、番組じゃあ絶対結論は出さないんですよ…。
司会者は皆さんご存知の、ビートたけしと大竹まことさん…ではなくて、テリー伊東と清水草一さんのコンビが面白いと思う。「間違えだらけのチューニング」なんていうような、ベタな名前の本を出すのではなく、是非トーク番組でやってほしい。
(この前、深夜に「フェラーリ派vsランボルギーニ派」の小さい番組をやってたけれど、あれはなかなか面白かったなぁ…。)

 ウソならウソでもいいんです。
(頭文字Dなんてまさにそれだと思うのですが…)
視聴者は「これはウソだろ〜…(笑)」と見抜いていても、番組的に楽しく観ることができれば。
もし年末の特番で世紀末・嵐の大喧嘩スペシャル!チューニング編とか放送されたら、私はビデオに録画しちゃうかもしれない。YouTubeにアップされたら、動画を落としてお気に入りに登録だ。
 私は「チューニング」って、ある意味
幻想を買う ようなものだと思うのですよ。
確かに他人の夢を壊すのはなかなか悪趣味で楽しいんですが…(笑)
恋愛みたいに夢を見ている間は、いつまでもだまし続けてあげる方が幸せですよね。
ただ宗教性があるから、あまりからかうと逆上される恐れがあるけれども。
昔から怪しいオカルト商品が出回るのは、消費者の需要があるから仕方ないんです。
消費者が賢くならない限り、これからもその手の商品はなくならないし、騙される人もまた存在し続けるのですよ。


 ちなみに、もし私がこの手のチューニングは効果があるのか?と問われたなら、

「効果のあるなしに関わらず、美しくない。醜悪である。議論する余地もない。」

とか、エラそうな大口を叩いておくことにする。(笑)


いつか、群馬のファミレスを会場にして、語り屋系走り屋vsOPTION系走り屋予備軍(自称理論派が望ましい)のトークバトルを企画してみたいですね。頭文字Dの舞台に近い、横川のファミレスか釜飯屋あたりで。もちろん、ネット上に動画を公開します。笑えること請け合いですよ。


 追記:オカルトチューニングの話から、カルト宗教の話題になってしまいますが…。
クルマ好きな人が、実際にネットで怪しい商品の実態を暴いている事は、(好奇心もあるのだろうけれど…)私たちのような同じクルマ好きの消費者が騙されないようにしてほしいし、もっと健全な業界になってほしいからだと思うのです。
クルマが好きでチューニングを楽しむはずが、迷信に惑わされてつまらない出費をしてしまうことが許せないのだと思います。
カルト宗教も同じだと思うのですよ。本当に健全な社会を望む人にとって、ああいうものは許せないはずでしょう。もし親しい友人が、ああいう教団にそそのかされて入信してしまったら、絶対に許せないし、悲しいはずです。
チューニングも宗教も、それで幸せになりたいからやるのだけれど、やっぱりカルトにはまっている人を見るとおかしいでしょう?改造車に乗っている人とか。(笑)
まぁ幸せの判断基準は人それぞれでしょうけれども、本人が宗教に夢中になるほど、こちら側の人は心配するわけですよ。
だからこっちは友人に一生懸命、カルト宗教の危険性とか、その実態を教えてあげたり、真剣に説得するわけです。ああいう組織の中にいると分からないかも知れないけれど、傍から見ればそれは異常なんだよ?ってね。「余計なお世話」だとしてもね…。
実際、日本社会は大勢のカルト信者たちと共存しているし、私は人間を否定したくはないけれど。
でも実際カルトに騙されてしまう人がこうして沢山いる限り、社会は健全にならないし、それに伴う不幸も決してなくならないと思います。

 それを避ける為に私たちが出来る事は、まず
「怪しいものには近づかない」ことです。
そういうものは絶対に
買わない支持しない関わらない選挙で投票しない、ということです。
もしあなたの家庭がカルトで、その
異常性に気づいたとしたら、すみやかにヤメることです。
有名人を使った広告を見たら、そいつは
金を貰っているか、信者だと疑うことです。
ヒステリックに反応する奴狂信的な信者か、ネットをしている中学生だと思うことです。
信者からの
誹謗中傷はそのままゴミ箱へ捨てることです。

 最近、ようやく自動車の燃費向上を謳うカルト商品に対して、規制がかかるようになりましたが、これで一つ自動車業界が健全になったと思います。今後は、あやしいチューニング用品や添加剤に「セクト認定」つまりカルト認定をするようになれば、もっと良くなると思うのですがいかがでしょうか。


アデウ。





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