08.08.22

夜店で「型抜き」にチャレンジ!
 夏だ!海だ!ラーメンだぁぁぁぁ〜っ!!
…というノリで、今年も一つ夏の思い出ができました。

夏のお祭りといえば、浴衣美人ですが(コラ)、もう一つ超個人的に思い入れがあるのが夜店の「型抜き」なんです。かたぬき。
 まず、おっちゃんに百円を手渡して、動物の絵が(うっすらと)刻印されたチューインガムの硬いやつみたいな板きれを受け取ります。それで先の磨り減ったり、曲がったりしている画鋲を手にとり、ベニヤ板の上で手を粉まみれにしてカリカリ、シコシコやるわけです。もちろん、小学生に混じってですよ!

 でもこの型抜き。四半世紀近く生きた人生の中で、一度も成功した奴を見たことがナイ。成功した話を聞いたこともない。
それならいっちょう、こいつを成功させて俺は『前人未到の型抜き伝説』を残してやろうかと企んだわけです。桐生祭りで。(笑)
 思うに、これは時間をかけてひたすら削ってゆくしかないと思います。
「カッとなってチャージするのは愚の骨頂だぜ!」
というイニシャルD 11巻の某セリフが脳裏を横切ったのですが、まさにその通りで、多くの挑戦者たちが余白の部分を押して本体まで「ペキッ!」と割ってしまうパターンで敗れています。

 ならば俺は理論と実践でそれを実証してみせよう!
「いいかい、あせって押してはいけないよ!時間をかけて、ひたすらミゾを掘ってゆくんだ!」
と友達と声をかけあいながら挑戦したのですが、まもなく隣から「あっ!」という小さな悲鳴が聞こえました。ぐうぅ…やられたかっ!
 それはまるで、大事なプラモデルの部品が欠けてしまったときの、とりかえしのつかない、なんとも切ない経験をしたときの、少年時代の苦い思い出を彷彿させる声でしたよ…。ペキッて。

(ガンダムのアンテナって、あれよく折れるんだよねー…。)

 戦友(トモ)は先に海原へと散った。見事に轟沈せしめたり。
ならば私はこの手が砕けようとも、最後まで生き残ってみせるぞ〜!
「ってか、この画鋲が手に食い込んでマジで痛いっス…。」
でも我慢、まだまだ我慢。カリカリ、シコシコとひたすら削ります。
ようし、あと少し!魚のひれが難しいけれど、これさえクリアすれば…。
 
「プチッ…」
ぐわぁぁぁぁぁ〜〜〜〜っ!!玉砕っすよ!!奥さん!!!

 というわけで、今年も型抜きに敗れてしまいました。

「だぁぁっ!ハセガワのケガキ針を持参すれば絶対負けねぇー!!」
とわたくし。
「じゃあ俺はタミヤ模型の精密ヤスリで絶対リベンジしてやるぜ!」
と戦友。
「精密ヤスリならウチに最強のバローベがあるぞ」
「じゃあ電動リューターの方がいいんじゃない?」
「わはは!それなら楽勝でしょ!!」
「ちょっとまて、あのヘッポコな画鋲使わないとダメなんじゃない?」
「ぐ、ぐぅぅぅぅぅ……」
「むぅぅぅぅぅぅぅぅ……」

 ・・・・・・・。

そうだ、今度はムカついた勢いで破片を食わずに、こっそり持ち帰って分析してみよう。(笑)

 来年こそは絶対に負けないっすよ!!




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